「おこる」
「おこる」
中川ひろたか 作
長谷川義史 絵
金の星社 2008年9月、32p
読み聞かせにかかる時間 2〜3分
ぼくは毎日おこられてばかりいます。寝坊して怒られて、ピーマン残して怒られて、宿題忘れて怒られて、野球に遅刻して怒られて…。でもぼくが怒ることもあります。おもちゃを片付けない妹に怒こります。大事なおもちゃを勝手に捨てたお母さんに怒ります。約束やぶったお父さんに怒ります。友達にも怒ります…。怒るってどんなきもちなんでしょうか?
私も毎日娘に怒っています。ごはんを残す、宿題をしない、ピアノの練習をしない、本ばっかり読んで寝るのが遅い。娘は毎日怒られています。「怒る」という行為は、する方もされる方も気持ちのよいことじゃありません。でも毎日怒ったり、怒られたりを繰り返しています。
ほんと、なんでひとはおこるんでしょうね。