komozaruの絵本

子どもの本棚にある本と小学校で読み聞かせをするために選んだ本を紹介します

「あいつとぼく」

あいつとぼく (PHPわたしのえほん)

あいつとぼく (PHPわたしのえほん)

あいつとぼく
辻村ノリアキ 作
羽尻利門 絵
PHP研究所(わたしのえほん)
2015年6月、32ページ
読み聞かせにかかる時間 約7分

タイプの違う二人の男の子。小学生3年生くらいかな?
一人は休み時間はいつも外でドッジボールするような子「あいつ」、もう一人は教室でけしピン(消しゴムを指で弾く遊びかな?)をやるような子「ぼく」。
そんな「あいつ」と「ぼく」が、運動会で二人三脚のペアを組むことになりました…。

こんな状況は誰にでもあるような気がします。
全然仲良しじゃないけど、何かを一緒にやらなければならない状況。
微妙な苦手意識…。微妙な距離感…。
でも、やり終わったあと、仲良しになったわけじゃないけど、ちょっとだけ相手のことがわかったような気がして、ちょっとだけ距離が縮まったような、そういう感じを思い出しました。

三年生の読み聞かせ用に選びました。